というように、最近、サッカー漫画のアニメ化が止まらなくなっています。
私が以前の記事でブルーロックのアニメ化について書かせていただきましたが↓、世間から「サッカー」というジャンルが大いに期待されていることがわかります。
アニメ化が決まっている2作だけではなく、もう1つ『BE BLUES』という週刊少年サンデーで連載中の漫画も、アニメ化が期待されているということで
世は正に・・・
となっていることは間違いありません!(私調べ)
今回はそんなサッカー漫画界を牽引する3つの作品をご紹介させていただきます。
ちなみに筆者はこの3つの漫画は、コミックスから週刊誌の最新号まで全て読んでいる変態なので、心配しなくて大丈夫です←?
この記事もほぼ愛だけで書かれています。
ぜひ最後までお楽しみください。
また、興味を持った方は、ぜひ単行本や連載で読んでみてください。
アニメを見るなら
ブルーロック
概要
『ブルーロック』は、金城宗幸(原作)ノ村優介(作画)による週刊少年マガジンで2021年11月現在も絶賛連載中の漫画です。
高校サッカーを舞台にしたスポーツ漫画。
しかし、ただの高校サッカーのお話ではありません。日本をワールドカップ優勝に導くために作られた施設、そこに集められたサッカー少年を様々な方法で競わせ、最強のストライカーを作り出していくという「史上最もイカれたサッカー漫画」と言われています。
あらすじ
世界一のエゴイストでなければ世界一のストライカーにはなれない。
日本をW杯優勝に導くストライカーを育てるため、日本フットボール連合はある計画を立ち上げる。
その名も、”ブルーロック(青い監獄)”プロジェクト。
集められたのは300人の高校生。しかも、全員FW(フォワード)。
299人のサッカー生命を犠牲に誕生する、日本サッカーに革命を起こすストライカーとは?
今、史上最もアツく、
最もイカれたサッカーアニメが開幕する。
アニメ『ブルーロック』公式サイトより引用
おもしろいポイント
ブルーロックに関しては、以下の記事でほぼほぼ情熱を語り尽くしているので今回はそんなに触れません。↓
ですが、強いて他の2つの漫画との違い、ということで考えさせていただくと・・・
- 他の2つより設定はぶっ飛んでいる
- サッカー漫画というより、サッカーを使ったバトル漫画
- 超次元サッカーに振り切らないギリギリのリアル感
- キャラクターみんなかっこいい
というような点ですかね。
ブルーロックはスポーツとしての熱さや面白さも描かれているのですが、どちらかと言うと
サッカーを使って、登場人物が己のエゴイストを爆発させる過程を描く、自己啓発系の漫画
に近いような気がしています。わかりますかね?(笑)わからないかも・・・
この漫画を読むと、スポーツ漫画を読み終わったときのような
- 「俺もこのスポーツがしたい!!」
- 「スポーツの奥深さが面白い!!」
という感情よりも
「己のエゴイストな部分、俺も見せて生きていきたいぜ・・・!!」
という感想のほうが強いんですよね。伝わってるかなこれ←
読んだあとのゾクゾク感はブルーロックはピカイチです。
また、スポーツが題材だと一般的に大衆への間口が小さくなってしまうものなんですが、ブルーロックは他の2つよりも、設定と人間のエゴイストの部分に重きをおいているので、人気は出やすいような気がしています。
キャラもかっこええんじゃ・・・。
アオアシ
概要
『アオアシ』は小林有吾による、ビッグコミックススピリッツで2021年11月現在も連載中のサッカー漫画です。
これまでのサッカー漫画は、高校サッカーを舞台にしていたことが多かったのですが、この漫画はJリーグ下部組織の『Jユース』を舞台にしています。
主人公の葦人が、トップユースを舞台に走り回る、新しく本格的な設定が、プロサッカー選手からも絶大な支持を受けています。
あらすじ
「世界へ、連れて行ってやる。」
愛媛に暮らす中学生・青井葦人は弱小サッカー部のエース。
中学最後の大会で負けた日、悔しさをぶつけるように海辺で走り込んでいたアシトは、試合を見ていた一人の男と出会う。
その男ー福田達也は、Jリーグ有数のクラブ「東京シティ・エスペリオンFC」で、高校生年代を育成する組織「ユースチーム」の監督だった。
荒削りだが、ある特別な才能を持つアシトに無限の可能性を見出した福田は、自らの野望を語り始める。
「俺には野望がある。俺の作り上げたクラブで、世界を掌中に収める。世界への踏み台じゃない。我がクラブこそが世界だと。その野望のすべてを担うもの、育成<ユース>だ。」
福田の誘いを受け、入団試験<セレクション>を受けに上京することを決意するアシトだったがー
アニメ「アオアシ」公式サイトより引用
おもしろいポイント
さあ、来ましたアオアシ!!
意外にも、具体的なアニメ放送の日にちが一番最初に決まったのはアオアシでしたね。
2022年4月の春アニメ枠ということで、ワクワクが止まんねぇぜ・・・。
他の2つや、これまでのサッカー漫画と違い舞台が『Jリーグの下部組織、ユース』を舞台にしているというのが大きなポイントです。
私もこれまで数々のサッカー漫画を見てきましたが、ユースの舞台をこれだけ深堀りして描いている漫画はアオアシくらいですかね。
『ジャイアントキリング』では少しだけユースとトップチームの関係性に触れていたような気がしますが、それ以外だと思いつきません。
私もJユースの内情やシステムはこの漫画で知りました←
以下はネタバレにならない範囲でのおもしろポイントです。
- Jユースを舞台とする初めての漫画
- 荒削りな主人公アシトが、エリート集団の中で自分の武器を見つけていくその過程
- それぞれのキャラクターの人間臭さ
- 怒涛の展開目白押し
最後の項目は完全にネタバレになってしまうので書きませんが、分かる人にはわかるはず(笑)
そんなに展開するところないやろ!と思いつつも本当に息をつく暇がないくらいの展開を見せてきます。
私はもう毎週月曜日に発売されるスピリッツが待てないんです!!←
BE BLUES!~青になれ~
概要
『BE BLUES!〜青になれ〜』は田中モトユキによる、週刊少年サンデーで2021年11月現在も連載中のサッカー漫画です。
幼少期から天才と言われていた主人公が怪我という挫折から復活し、高校サッカーで頂点を目指し、世界を目指すという王道高校サッカー漫画となっています。
天才の挫折と苦悩、そこからの復活という設定と、高校サッカーの王道を詰め込んだ要素が見事にマッチし、各方面から様々な賞を受賞しています。
あらすじ
サッカー少年・一条龍の幼い頃からの目標は・・・日本代表!
小学生の頃、龍は親友の優人を事故からかばって重傷を負ってしまうが、過酷なリハビリを乗り越え2年後には驚異的に復帰!怪我の影響がないわけではないが、持ち前のサッカーセンスと気迫で大浦東中サッカー部で大活躍する。
両親が仕事の都合でインドネシアへ移住し、龍は青梅家で暮らしながら高校に通うことに。
埼玉県屈指のサッカー強豪校・武蒼高校サッカー部で龍と優人は高校サッカー選手権を目指す!
小学館『BE BLUES!』公式サイトより引用
おもしろいポイント
田中モトユキ先生の過去の作品『最強都立あおい坂高校野球部』を見ていた人からすればたまらない漫画。それがBE BLUESです。
「野球漫画あんなに面白い作品書いておいて、今度はサッカー漫画だと・・・」
と、連載当初は思ったものです。
アオアシとは違い、こちらは正に高校サッカーの王道と言っても過言ではありません。
しかし、弱小校が這い上がる、というストーリーではなく、強豪高校で頑張るというストーリーは近年だと『DAYS』に近いのかもしれません。
サッカー漫画という皮を被ってはいますが、私的には
かつての天才、主人公の一条龍が這い上がっていくヒューマンドラマに近いものを感じています。
少年時代に天才過ぎて『都市伝説』のような扱いをされた設定とかは、『宇佐美貴史選手』の幼少期のエピソードと近いものがあって、サッカーファンとしてはたまりません。
そんなBE BLUESのおもしろポイントはこちら
- かつての天才が挫折し、もう一度這い上がっていく熱いドラマ
- 高校サッカーの青春の風景がたまらない
- 高校だけでなく、小中高までを描いているので成長がよりリアルに感じられる
- まだまだ連載中で何なら更にその先のステージまでいきそう
こんな感じですかね。
個人的にはこの長さだと野球漫画『メジャー』のように、NHKで長期アニメにしてほしいと思っていますが、NHKでは先にアオアシがアニメ化決まっちゃってるんですよね・・・。
最強都立あおい坂もあんなに面白かったのに、結局アニメ化されなかったので、何かあるのでしょうか・・・。
私は待ちますよ。この生命尽き果てるまで、ええ。
ワンピースの完結とハンタハンターの続きを見るまで死ねないのと同じくらいのテンションで待ち続けますよ←
終わりに
というわけで、サッカー漫画大豊作時代と言われる、時代を牽引する作品3つをご紹介させていただきました。
サッカー漫画に対する時代の流れ、確実に来てます!!(カビラ)
ブルーロックとアオアシはアニメ化情報もガンガン解禁されているので、今後の発表にもぜひ期待したいですね。
ブルーロックアニメ化の詳細はこちら↓
BE BLUESに関しては、アニメ化情報は音沙汰がありませんが、もしかしたら水面下で何かが動き始めているかもしれないので、今後の動向に注意していきましょう。
この記事を読んで、興味を持った方、また読み直したいと思った方は是非読んでみてください。
サッカー漫画の時代の流れ、私と感じてみませんか?←
というわけで今回は以上となります。最後までご視聴ありがとうございました。
また次回お会いいたしましょう。
アニメを見るなら