本記事は2022年4月15日に公開された『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』を見に行ってきた筆者の感想記事です。
記事全体がネタバレのオンパレードなので
「映画を見る前でネタバレされたくない!!」という方は絶対に見ないようにお願いいたします。
すでに見たという方は、今回のこの素晴らしい作品について語り合いましょう・・・。←
どうも皆さんこんにちは。管理人の本城あおいです。
ついに、、、、ついに公開されました『ハロウィンの花嫁』!!!!
この日をどれだけ待ち望んだことか・・・。
待ちすぎて警察学校編に関しての記事を2本書いてしまうくらい待ち続けましたよ、ええ。
詳しい感想は後ほど書くとして、とりあえず率直な感想は
「めっちゃ良かった・・・」
に尽きます。
特に今回の映画は、コナンが好きな人、警察学校組が好きな人にはたまらない、どちらかというとファン向けの作品だったような気がしました。
既に見たよ、という方はこの記事であの面白さを共有し
まだ見てないけどこれから見たい、という方は絶対に見ていただきたいと思います。
他にも
- 今回のゲスト声優はどうだったか
- 警察学校組はどれくらい出番があったのか
- 安室の女である私は見に行ったほうがいいのか
- ぶっちゃけ面白かったのか
などの点についても詳しく書いているので、ぜひ最後まで見ていってください。
そして何度も言いますが、ネタバレ注意です。
それでも大丈夫という方は、ぜひこの先を読み進めていただければと思います。
それではいきましょう!!!
コナンの過去作を見るなら
【※ネタバレしか無い】覚えている限りのストーリーの流れ
ここでは、私が覚えている限りの今回の映画の流れを書いています。
1度しか見ていないので抜けている箇所や間違っている箇所、時系列が若干違う可能性がありますが、大まかにはあっていると思います。
あと、映画を見終わったテンションと勢いそのままで書きなぐっているので多少見苦しいかと思いますが、気になった方だけ見てください。
※ほぼ全部ネタバレです
佐藤&高木結婚式?
- 佐藤刑事と高木刑事の結婚式が開かれる
- コナン、蘭、小五郎、少年探偵団も出席
- 誓いのキスのところで謎の男達襲撃
- 小五郎真っ先に飛び出し、1人を背負投げ←かっこいい
- その後もみくちゃになり、高木が佐藤を庇い胸を打たれる
- 佐藤ショックを受ける
- しかし、実は訓練の一環だったことが判明
- コナンたち以外はみんな訓練だということを知っていた
- 目暮警部の同期『鬼の村中』が近日結婚式を開く予定だったが、村中に脅迫状が届いた
- 現役時代バリバリだった村中に恨みを持つ者も多いから、警察が結婚式の護衛をすることになっていた
- 今回はその結婚式護衛の演習で、本当に結婚するわけではないというオチ
- しかし佐藤刑事は自分をかばった高木刑事に嫌な死神の影を見てしまう・・・
因縁の爆弾魔と会合する安室さん
- 駐車場で車に乗って何やら張り込みをしている、安室と風見
- 先日脱走した爆弾犯を待っている様子
- 爆弾犯は萩原と松田を殺した犯人
- 爆弾犯が現れ追跡開始
- 追い詰めるも、爆弾犯の首には謎の首輪が付いていた
- 風見が近づこうとすると、男の首輪が爆発
- 風見吹っ飛んで気絶(かざみぃぃぃぃぃ!!)
- 風見が5階建ての駐車場から吹っ飛んで落ちそうなところを安室が間一髪掴んで助ける
- しかしそこに謎の死神の格好をしたやつが登場
- 風見で手がいっぱいな安室に同じ首輪を装着
- その後死神はいなくなる
- 安室はなんとか風見を助けるも、爆弾付きの危険な首輪を装着されてしまうことに・・・
博士の家でハロウィンの準備
- ハロウィンが近いということで、博士の家でハロウィンの仮装の準備をするコナンたち少年探偵団
- ここで劇場版恒例の博士のダジャレが来るかと思いきやこない→ファン驚愕「ここじゃないだと・・・」
- すると庭で大爆発する音が
- ドアを開けると庭に大きな穴と巨大なサッカーボールがあった
- 転がり落ちるおにぎり(元太)
- 博士がひみつ道具のサッカーボールを巨大化できないか実験中に誤爆
- 視聴者は全員ここで思う「これはラストでなにかに使われる伏線だろう」と・・・
- 元太がうな重を食いたいと言い出すと小五郎から連絡が
松田刑事の名刺を持つ男が爆発
- 小五郎と蘭が警察署に行った帰りにご飯でも行こうとコナンたち少年探偵団と合流
- 「なぜ俺がうな重をこいつらに奢るんだ」と嘆く小五郎
- すると警察署に横の道路で、外国人風の男(ロシア人)とすれ違う
- 男がなにやらメモの紙を落とす
- それを拾ってあげる灰原
- ロシア語で話しかけられ、何故かそれを理解できる灰原(なぜ)
- 外国人の男が持っていた壊れたタブレットが急に爆発
- 道路に吹っ飛ぶ灰原
- それを助けに行く小五郎とコナン
- 小五郎が灰原を間一髪車に惹かれるところから救い出したが、別の車が小五郎の頭に直撃
- 小五郎のおっちゃん身を挺して子供を助けるシーンに沸き立つファン
- 爆発した男はそのまま大炎上し死亡
- 小五郎入院し意識はないが、命に別条はなし
- 小五郎入院
- 警察署前での爆発ということで騒ぎたつ民衆
- その中に謎の怪しい影が(そいつが犯人)
- 警察が現場検証を行い捜査開始
なぜ3年前に死んだ松田刑事の名刺を?
- 目暮警部らいつもの警察の面々が爆死した男の所持品などを確認
- 何故か紛れ込んでいるコナン
- 灰原が拾ったメモは半分以上燃えてしまっていた
- コナンが灰原にロシア語でなんて話しかけられたのか聞くと「ありがとう、大切なものなんだ」的なことを言われたとのこと
- そして所持品の中に、なぜか3年前に死んだはずの松田刑事の名刺が・・・
- 松田刑事が名刺を渡せるタイミングは、生前の1週間しか無いのでかなり限られているのになぜ
- 過去の日報や当時一緒に動いていた佐藤刑事の記憶を頼りに調査が開始
- 松田のことになると冷静さを失う佐藤刑事に高木は複雑な表情
今回結婚する夫婦がお見舞いに
- 結婚式のリハーサルの当事者、鬼の村中と婚約者のクリスティーヌが小五郎の見舞いに病院に訪れる
- 2人とも眠りの小五郎の大ファン
- 警察署前での事故のことを蘭が2人に話す(これがまさかの伏線)
- 爆発した男と同じ現場にいたのは、小五郎、蘭、コナン、少年探偵団ということが2人に知らされる(伏線)
- 前回の結婚式の訓練では、雨で渋谷の景色が見られなかったため、よかったら下見に一緒に来ないかと蘭とコナンは誘われる
- まあとりあえず後日行くことになる2人と少年探偵団
- そして病院帰りにコナンは蘭に気を使い、博士のところに泊まるから蘭はおっちゃんに付き添ってあげてと言う
- しかしそれはコナンが一人になる口実で、実は公安がコナンを尾行している事に気づき1人になるためだった
- 「出てこいや!」と言われて素直に出てくる公安2人
- 目隠しをされどこかの地下に連れて行かれるコナン
コナンと安室の地下対談
- 目隠しされたコナンは公安の2人とどこかの地下へと連れて行かれる
- 目的の場所に到着し、目隠しを外されたコナンの前には安室が
- 正方形の特殊強化ガラスに包まれ首輪をし、優雅に椅子に座っている安室(安室の女歓喜)
- 公安の尾行に気づき、蘭にも気付かれないようにさり気なく1人になる状況を作り出せる君は何者なんだ!と安室
- 電話しながらガラスドンをする安室(キャー!!!!!)
- そこから今の状況の説明
- 安室は首についた爆弾がいつ爆発するかわからないからここから動くことができない状況
- 安室をピンポイントで狙ってきたことから、過去になにか恨みを持ったやつだと推定
- この事件は公安が進めることになる
ここらへんから時系列と内容少し曖昧です。
この事件は公安が調べるから警察は手を引け
- 警察が引き続き今回の事件や、松田刑事のことを調べていると風見が登場
- 今回の爆発の犯人はロシアで主に活動する爆弾犯『プラーミャ』であるということが判明
- 今回の件は公安が調べるから警察は手を引けと佐藤&高木に言う
- 佐藤刑事怒る
- 松田のことになると人が変わる佐藤刑事に高木は少しジェラシー
- そこに白鳥刑事が登場し高木を激励
- 立ち直る高木
- 白鳥は小林先生からの電話に歓喜(おもしろい)
- 佐藤刑事を手伝い始める高木
- 佐藤は自身が松田のことになると冷静さが無くなることに自覚はある
- 「もうさっさと刑事引退して高木刑事のお嫁さんになっちゃおうかな?」的なことを言う
- 高木怒る
- 僕が好きなのは警察として頑張る佐藤なんです!!的なことを言う(早く結婚すればいいのに)
安室に松田が死んだ前日にあったことを聞く
- 調査の中で松田刑事が死の前日に何者かの墓参りに行っていたことが判明
- 佐藤刑事とのパトロール中にポケットから数珠が見えていた
- そこから住職に話を聞くと、どうやら松田刑事は死の前日に4人で墓参りに来ていたことが判明
- しかしそこから毎年来る人数が減り、直近では1人だったとのこと
- コナンはその1人が安室だと気づき、安室に詳しく話を聞きに行く
- 未だに囚われの安室
- あの日は4人で、7年前に死んだ萩原の墓参りに行っていたことが判明
- しかしコナンは更に情報を掴んでおり、その日に別の事件が会あったんではないかと安室に問いかける
- 安室の口から語られるあの日の真実
3年前に警察学校組4人が爆破事件に遭遇
- 萩原の命日に警察学校組4人でお参りに訪れる
- 諸伏と安室は当時公安で、伊達はもう少ししたら松田の部署へ配属される的な談笑をする
- 萩原の墓になにかを語りかける松田
- その後解散し、渋谷駅へ安室に送ってもらう松田
- しかしその途中ビルのガス漏れ事件に遭遇
- 事件の匂いがし、ビルに潜入する2人
- 一応伊達と諸伏も応援に呼ぶ
- ビルを登るとある男が囚われていた
- その男はなんと、現代で警察署前で爆死した松田の名刺を持った男だった
- 松田はその男に名刺を渡し、何かあったら訪ねてこい的なことを言う
- 爆死した男が松田の名刺を持っていた謎はここで解決
- 男を逃した後、本当の犯人を見つけるべくビル内を探す2人
- ドアをぶち破るとそこには2液混合爆弾を設置し終えた仮面をつけた男が(これがプラーミャ)
- 松田が爆弾解除を担当し、安室が爆弾魔を追いかける
- 爆弾魔と安室がとんでもない戦闘を繰り広げるも爆弾魔が突然いなくなる
- 安室は松田が危ないと気づく
- 爆弾解除中の松田を最初に始末しようと爆弾魔が戻ってきて銃を向ける
- 爆弾処理中に何してくれようとしてんだ!!とキレる松田
- 爆弾魔の発砲を間一髪、応援に来た伊達が車のドアで防ぐ
- 諸伏も登場し、爆弾魔に応戦
- 爆弾魔は隣のビルに飛び移り逃走
- 安室が伊達のかち上げで隣のビルへ飛び移り追跡(ここマジで安室さんかっこいい)
- 伊達は松田の爆弾処理を手伝い、諸伏は安室の援護に隣のビルへ向かう
- 松田は伊達に集中できるからガムくれない?と言いガムを噛みながら爆弾処理を進める
- 安室は爆弾魔をビルの屋上に追い詰めバトル開始
- 手榴弾を投げられ、間一髪それを遠くに投げる
- しかし爆風でかなりの傷を負って動けなくなった安室
- 爆弾魔が安室を銃で撃とうとする
- そこにギリギリ諸伏が間に合い、爆弾魔の右肩を銃で撃ち抜く(これも伏線)
- 怪我を負った爆弾魔逃走
- そして爆弾解除チームに安室&諸伏が合流
- 爆発まで時間がないとのことで松田は3人をビルの外に避難させ、近隣住民を避難させるように言う
- 松田1人で何とか爆弾を解除したが、まさかの遠隔で作動させられる
- 2液混合爆弾が作動し、2つの液体が混ざり合おうとしたその瞬間、松田は過去の萩原とのことを思い出す
- 公園で破裂した水道管の管に萩原がボールを挟んで止めたことを思い出し、噛んでいたガムを2液が合流する場所に差し込む
- すると2液は合流しないので爆発しない
- 間一髪なんとか爆発を止めることができた松田
- 遠隔で爆弾を作動させた犯人(プラーミャ)は爆発せず悔しがる
- その後ビルを降りて警察学校組4人でハイタッチ
- 萩原のおかげだぜ・・・と感傷に浸る松田
- 安室の回想終了
- その後解析に持ち込まれた2液混合爆弾は何者かによって研究所が爆発させられてしまい分析できず
- 今回安室に首輪をつけた犯人はその時の爆弾魔であろうと推測
- 名を『プラーミャ』というらしい
- プラーミャは世界各国でいろいろな爆破事件をおこしている奴
結婚式場の下見で、ビル爆破に巻き込まれるコナンたち
- 村中とクリスティーヌの結婚式場に招待されたコナンと蘭と少年探偵団
- するとクリスティーヌの友人から連絡があり、プレゼントがあるから取りに来てほしいとのこと
- しかし、クリスティーヌは諸事情で結婚式場から離れられない
- そこでコナンと少年探偵団が変わりに取りに行くことに
- 地図を頼りに向かうと目的地は謎の廃ビル
- そのある部屋に白い布を被った何かを発見
- 危険なものかもしれないからコナンだけが部屋に入り、布を取ると
- そこにはまさかの2液混合爆弾があった
- 部屋に閉じ込められるコナン
- 爆発まで残り2分くらい
- 少年探偵団をビルの外に避難させるコナン
- 排水の管を伝って降りれそうではあるがかなり危険
- いけると革新したコナンは自身をキャッチする白い布と、2液混合爆弾の液体を後々分析させるためポットと染み込ませた服を投げる(有能すぎる)
- やることやったので配管を伝って降りようとするも、途中で爆発
- しかし少年探偵団が布でなんとかコナンをキャッチ
- 全員生還
- 警察到着
- ついでに公安の風見に採取した液体を渡すコナン(優秀すぎ)
- クリスティーヌは自分のせいで少年探偵団達が死にかけたことにショックを受ける(おおん??)
千葉刑事救出&地下で組織と会合
- コナン達の廃ビル爆破事件の調査を千葉刑事が進めていると、突如ロシアのプラーミャ対抗組織に拉致られてしまう
- プラーミャ対抗組織の要求は松田を出せ、というものだった
- 千葉刑事はその人質
- 松田に会いたい理由は、過去にプラーミャの爆弾を解除できたのは世界で松田だけだったので情報がほしいとのこと
- しかし松田は既に亡くなっているためどうしたらいいか悩む警察
- 過去に、松田に変装していた時にかなり似ていた高木刑事が変装して乗り込むことに
- 対抗組織の要求通り渋谷で高木が待っていると、謎のハロウィン仮装集団が登場
- そのどさくさに紛れてさらわれる高木刑事
- 公安の無茶な作戦で高木刑事がさらわれたことに怒る佐藤刑事
- ビンタされる風見(お前ってやつはどうしてこうも・・・)
- 地下に連れて行かれるもなぜか追跡しているコナン
- そこで高木はプラーミャ対抗組織と対面する
- リーダーはエレニカという、プラーミャに子供と夫を殺された女性(CV白石麻衣)
- 他のメンバーも何かしらの事件でプラーミャに恨みを持つもの
- 色々と事情を聞いた高木刑事とコナン
- 変装はうまくいっていたが、ここで千葉刑事が目覚め、松田が既に死んでいることを口走ってバレる
- 変装がバレてしまった高木だったが、対抗組織にプラーミャのことは警察に任せろ!的なこと言う
- コナンも出てきてなんか言う
- そこに警察が突入するも対抗組織は上手く逃走
- 正体はバレたが、プラーミャとそれに対抗する組織の内情を知ることができたコナンたち
結婚式本番直前
- 村中とクリスティーヌは結婚式を中止しようとするが、非通知のメッセージで結婚式は通常通り行え、とメッセージが来る(なぜクリスのスマホに・・・?)
- 警察署前で燃えた男は、実はエレニカの兄
- そのメモからコナンが犯人に気づく
- メモの暗号は渋谷の交差点を表していた
- そして犯人は村中夫妻のどっちかに絞られる
- どちらかと言うと、ここではまだ村中が犯人
- 少年探偵団が狙われたのは、たまたま警察署前の爆破現場に居合わせ、メモの内容を見てしまったから狙われた
- 蘭は自分が、村中夫妻が小五郎のお見舞いに来た時に、現場に誰がいたか喋ってしまったことに気づきショック
- 犯人がわかったコナンはエレニカ達に協力を仰ぎに向かう
- リーダーのエレニカ達はハロウィンの渋谷でなにか起こると踏んで、ビルでお茶していた
- そこにコナンがたどり着き犯人の話をする
- 一方その頃安室は風見とともに、コナンが採取した2液混合爆弾の液体を分析し、首輪解除に励んでいた
渋谷ハロウィン事変
- 予定通り結婚式開始
- そこにエレニカ達が突入
- コナン何故か人質にされている
- 村中がプラーミャであり、一連の爆破事件の犯人ではないかと追い詰められるが、違う
- プラーミャは、まさかの村中の婚約者クリスティーヌだった(ですよね)
- 3年前、諸伏に銃で打たれた影響で右手が上がらないと言う伏線が実はかなりあったらしい(全然気が付かなかった)
- クリスティーヌ天井付近から銃撃ちまくる
- 警察もエレニカ達もタジタジ
- 佐藤刑事を高木が庇い負傷
- 屋上に逃走するクリスティーヌ
- それを追うコナン、高木&佐藤
- クリスティーヌ(プラーミャ)は渋谷ハロウィンでドデカい2液混合爆弾を作り、過去最高の爆破事件を起こそうとしていた
- ハロウィンのかぼちゃの飾りの中に液体がそれぞれ入っていて、それを渋谷の坂を伝って大量に流し、スクランブル交差点で合流させる計画らしい
- 蘭と小五郎は渋谷の病院に転院してきており、もし爆発したら蘭がアブねぇ!!(お決まりのやつ)
- 警察は市民の避難に動く
物語はクライマックスへ
- コナンが屋上にクリスティーヌを追い詰めるも、ヘリを呼んであるから余裕の表情
- クリスティーヌが今回の事件を起こした動機は、3年前に自分の爆弾を阻止した警察学校組への復讐
- あの事件で初めて爆弾が失敗し、右腕も上がらなくなったから
- 4人に復讐したかったが、3人は死んでいる事に気づき安室1人に復讐することにした
- お前何者江戸川コナン探偵さ
- 高木&佐藤屋上に向かうもドアが封鎖している
- そして高木は、佐藤をかばった時に腹に銃弾を食らって血がやばい
- とか色々起こっているうちに遅れていたヘリが到着したので乗り込もうとするクリスティーヌ
- しかしヘリを運転していたのは、まさかの安室だった
- ヘリをジャックした安室だったが、首にはまだ爆弾が
- 3年前の恨みを晴らすべく遠隔で安室の首輪爆弾のスイッチを作動させるが、爆発しない
- なんと首輪爆弾は、風見ががんばってすでに解除済みで油断させるために付けていたダミーだった(えらいぞ風見)
- なんかコナンの必殺サッカーボールがヘリに炸裂
- 墜落しかけたヘリに乗り込む安室
- 落ちていくヘリに、ビルから飛んで素で飛びつくという変態プレー(でもそこがいい)
- ここで安室の「もう逃さないよ」的なセリフ(キャー!!)
- 墜落するヘリの中で安室とクリスティーヌが激しい戦闘を繰り広げる
- そしてヘリはスクランブル交差点に墜落
- 安室重症、クリスティーヌ気絶
- そこに村中が登場し、クリスティーヌを犯人として拘束
- 安室と会話し、安室があんまりバレては行けない人だと察し送り出す
- これで一件落着と思いきや、まだ2液混合爆弾渋谷スクランブルver.がまだ止まっていない
- 渋谷の中心めがけて流れてくる2つの大量の液体
- コナンは事前に呼んでおいた少年探偵団を使い、博士の超巨大サッカーボール(最初の伏線だったやつ)をスクランブル交差点で発動
- 巨大サッカーボールで2つの液体の合流を防ぐというアイデアだった(これはまさか松田が使った手法・・・)
- うまくいきそうだったが、サッカーボールを支える鉄柱が崩壊しかける
- 絶体絶命の場面でエレニカ達ロシア組が助けに来る
- 警察も登場
- 国境を超えた、全員の力で巨大サッカーボールを維持する
- そして最後に、コナンがサッカーボールの真ん中をいい感じに凹ませることで2液の合流を防ぐ
- 2液の中和剤で警察が渋谷の後処理を行う
- その後、コナンは幼少期に警察学校組に公園で会っていた事が判明
- ボールをぶつけて水道管を破裂させたコナンと蘭を萩原が助けてくれた
- 野球ボールを挟んで水を止めるやつ
- コナンも松田も、萩原のその時のアイデアで爆弾を止める事ができたという華麗すぎる伏線回収(すごい)
- つまりコナンは過去に安室や警察学校組と会っていたことが判明(アツい)
- 渋谷の病院にいたおっちゃんと蘭も無事
- めでたしめでたし
- 重症で救急車で運ばれる高木に佐藤がキスして物語は終了
- エンディング
- BUMP OF CHICKENのクロノスタシスは最高
高木刑事死亡でまさかの葬式、と思いきや・・・
- エンディング後、まさかの高木刑事の葬式が開かれる
- みんな悲しむ
- しかしそこに冒頭と同じように暴漢が突入
- てんやわんや
- 今度は警察のおえらいさんの葬式か法事に脅迫状が届き、その護衛の演習だった
- 最初の結婚式と最後の葬式という見事なオチ
- 完
- そして来年の劇場版はおそらく黒の組織編
- ジン「ひさしぶりだなシェリー」
個人的に好き、おもしろかったシーン
ここからは私が個人的に「良かったなぁ、面白かったなぁ」と思ったシーンを挙げさせていただきます。
結構メタ的な描写というか、ファンに向けての小ネタみたいなものが今回の映画には多く、見ている最中に笑ってしまう場面が多々ありました。
おもしろシーン
- 麻酔の効きが悪くて病院で痛がる小五郎
ここめちゃめちゃ面白かったですよね(笑)
コナンの麻酔銃を日頃から受け続けている小五郎は麻酔の耐性が出来ているため、病院の麻酔も効きにくくなっていると言う描写でした。
看護師さんが「なんでかしらねぇ?」と言っていましたが、我々からすると「そりゃそうだ」と思ってしまいます。
- 今作でも不遇の扱いを受ける風見
・冒頭に爆発に巻き込まれ気絶
・中盤で佐藤刑事にビンタされる
・ラストは、安室さんの首輪を外すため奔走し疲れ切っている
という今回も不遇で雑な扱いをされる風見でした。
でもその不遇さが癖になると言うか風見らしいと言うか。
(風見・・・お前ってやつは今回もその扱いか・・・でもそれが良い)
- 松田「この街、ちょっと普通じゃないぜ・・・」
3年前の回想シーンで佐藤刑事と一緒に米花町をパトロールしている時に、様々な事件に巻き込まれた松田が言った言葉ですね。
そりゃ、年がら年中事件が発生しまくっているあの街は普通じゃない(笑)
個人的にはここらへんの描写が見ていてニヤニヤしてしまいました。
コナンもかなり長く続いている作品なので、子供の頃に見ていた人達が今は制作側として参加しているゆえに、こうしたファン目線での描写が最近増えてきているんだと思っています。
個人的に好きなシーン
- 安室さんがビルからビルへの大ジャンプ
このシーンはマックスで滾りましたよね!
安室さんはちょいちょい人外描写があるんですが、作画やカットも含めて、スタッフさんたちの本気度が伺えました。
この瞬間だけは「安室の男(女)」になりましたよわたし←
- ロシアの人達と協力して爆発を防ぐ、という今の世相をわかっていたかのような構成
昨年の『緋色の弾丸』ではオリンピック会場にリニアが突っ込んで開催不可能になる描写があったかと思えば、今回はこのロシアの件と、コナンの映画は何かしらの未来予知でもしてるんですかね?(笑)
戦争へ向けたメッセージと言うか平和への願いと言うかなんと言うか、そういうものが今回の映画には秘められていたような気がしています。
- 先に亡くなってしまった萩原を、爆弾処理の描写でちゃんと絡めてくる演出
このシーンもアツかったですね〜。
3年前の事件を描写するのに、7年前に死んでしまった萩原をどう物語に絡めてくるのか気になってはいましたが、まさか爆弾を阻止するための伏線で2回も萩原との思い出が役に立つとは。
実質萩原がいなかったら、今回の渋谷爆発も、3年前の爆弾も止められてなかったですからね。
この演出は本当に良かったです。
いやもう今回の映画は良いシーンが多すぎて、逆に映画を見終わったあと「良かった・・・」という感想しか出てこないくらい面白かったです。
1回目の思い出を引っさげて2回目を見に行っても絶対に楽しめると思っているので、1回見た人は是非もう1回見に行きましょう!!
そして一緒にニヤニヤしましょう!!←
作品全体の評価
全ての劇場版名探偵コナンを見ている私からすると、今作は歴代でもかなり上位の面白さでした。
(ちなみに私の中のベスト劇場版は『ベイカー街(ストリート)の亡霊』です)
ですが、警察学校組のことや最近のコナンのことを知らない人が見るとなると、ちょっとわからないポイントが多いかなとも思います。
冒頭にも書きましたが、そういった意味でファン向けの作品と言えるでしょう。
特に面白かったポイントは以下の4つ
- 警察学校組の話が、かなりの割合描かれていた
- 優秀すぎる安室さんに最初は制限を付けて活躍させないようにして、ラストで一気に開放させる演出
- 爆弾系が犯人なのに安易に爆発に頼っていなかったところ(ちゃんと意味のある爆発)
- 2022年4月現在の世情を意識してなのかどうなのか、ロシアの人と協力しあう描写
ここらへんですかね。
安室の女の方々は期待を裏切らない活躍ぶりなので、ぜひ見に行ってください。
個人的にはゼロの執行人よりも、安室さんの活躍が随所に散りばめられている気がしているのでおすすめです。
そして劇場版の恒例、ゲスト声優の白石麻衣さんでしたが、普通に良かったです。
流石にプロの声優さんと比べると若干違和感はありましたが、問題なく作品に浸ることができました。
(ちなみに私の中のベストゲスト声優は『純黒の悪夢(ナイトメア)』の天海祐希さんです)
終わりに
というわけで『劇場版名探偵コナンハロウィンの花嫁』感想記事でした。
長々と書いてしまいましたが、最後まで見ていただいた方はありがとうございます。
近年の中で個人的にはかなりおもしろかったので、機会があればもう一度見に行きたいと思っています。
ただ、少し悲しいのは、今回警察学校組をちゃんと劇場版でやったので、今後はもうほとんど題材になることは無いんだな・・・。というところですかね。
大好きゆえにとても寂しい・・・。
この胸の中の喪失感を埋めるのはまた次の劇場版だと思っているので、来年の劇場版を楽しみにしながら待ちましょう!
また新情報が出ましたら記事にしたいと思っているので、よろしければブックマークかツイッターのフォローもしていただくと泣いて喜びます。ええ。←
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
コナンの過去作を見るなら